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おいらとJazzと探偵小説(ミステリ)と                      You and the Jazz and the Mystery

2020年9月12日 「朝日新聞の慰安婦報道と裁判」 北野隆一

本日、3冊目の読了本。

「朝日新聞の慰安婦報道と裁判」 北野隆一 (朝日新聞出版)

なかなかの力作。

確かに朝日新聞は気に食わない新聞には違いないのだが、この新聞社の記者に優秀な人が多いのは、こういう本を読まされるとよく判る。

地味だが、一つ一つ事実に基づいた丁寧な取材振りである。

# by maiuMY | 2020-09-12 17:49 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)

2020年9月12日 「10代と語る英語教育」 鳥飼玖美子

本日、2冊目の読了本。

「10代と語る英語教育」 鳥飼玖美子 (ちくまプリマ―新書)

しかし今回の英語民間試験はひどかった。

今時、水戸黄門でもあり得ないようなベタな「悪代官と進研屋」との大癒着だもんなぁ。

どうせ悪事をはたらくなら、もう少し上手にスマートにやってくれよな!

# by maiuMY | 2020-09-12 15:32 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)

2020年9月12日 「パーキングエリア」 テイラー・アダムズ

本日、1冊目の読了本。

「パーキングエリア」 テイラー・アダムズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ロックミュージシャンのようなカッコ良い名前!

本邦紹介第1作だが、これは見事な1冊。

今年の各社ミステリベスト10で10位から20位あたりに食い込んでくるだろう。

いわゆる「シチュエーション・スリラー」だが、そこから想像されるような安っぽさに堕することなく格調が高いのが高評価の要因。

展開は、最初から映画化を企図しているようなノンストップ・ジェットコースター・ノベル。

まさに全盛期のジェイムズ・キャメロン映画みたい。

おいらはスティーヴン・キングを思い起こしたが、もうカバー画から文藝春秋社のキングと見まがう感じ。

ラストの〇〇トリックはやり過ぎというか、要らなかった感が強いが、まあご愛敬。

作者の「俺はスリラー作家じゃなくて、ミステリー作家だ!」という矜持の表明と取っておきましょう。

読めばあなたも絶対「蝶番 恐怖症になれる!」

おいらの新作ベスト10でも20位から30位の中に入ってくるな。

# by maiuMY | 2020-09-12 15:15 | 探偵小説 | Comments(0)

2020年9月11日 「その男、佐藤允」 佐藤闘介

本日の読了本。

「その男、佐藤允」 佐藤闘介 (河出書房新社)

これは良い本!

佐藤允は当然、大好きな役者。

正直、おいらは三船敏郎より好き。

どのインタビューも興味深いが、一番笑えるのが夏木陽介の。

鈴木英夫は好きな監督だけど、やはり相当、役者をいじめたんだなぁ。

古澤憲吾監督のいい加減ぶりも面白いねぇ。

河内桃子さまがトイレに行きたいって言えなかった話も面白いなあ。

左卜全が黒澤明監督の言うことを全然聞かなかったのもアハハ。

巻末のフィルモグラフィーを見ると、三船敏郎と同じように少し寂しいね。

あれだけの役者がなぁ・・・・・・

新作ベスト20級!

# by maiuMY | 2020-09-11 19:54 | 映画 | Comments(4)

2020年9月10日 「ホームレス消滅」 村田らむ

昨日、2冊目の読了本。

「ホームレス消滅」 村田らむ (幻冬舎新書)

目新しいことは書いていないが、地道なフィールドワークに基づいたなかなかの力作。

ユーモアもてんこ盛りで楽しく学べます。

海外のテレビ局がドヤ街に取材に来た時、ドイツ人のテレビクルーに酔っ払いの老人が右手を上げて「ハイル・ヒトラー!!」というシーンは不謹慎ながら大爆笑。

西成警察署の警官にやはり酔っ払いのホームレスが「税金泥棒!!」と怒鳴ると、警官が「お前、いうほど税金払ってんのかコラ!!ああ?」ってケンカを買うのも、目の前で見てたら警官の横暴と思うんだろうが、ここも素直に大爆笑!

おもろいです。



# by maiuMY | 2020-09-11 10:55 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)

ジャズと古本を愛するおいらの日々

by maiuMY