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2017年9月30日 「怪人ジキル」 波野次郎

本日、3冊目の読了本。

「怪人ジキル」 波野次郎 (盛林堂ミステリアス文庫)

これはかなり良いぞ!!!

確かに筋はご都合主義且つ無茶苦茶だが、仙花紙の雰囲気を漂わせる造本、キッチュな挿絵とともに、意外に良い(マシな?)文章がきちんと読ませる。

単なる話のタネじゃなく、純粋に「本」として楽しめたな、おいらは。

1,000円なら絶対買いじゃね?

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by maiuMY | 2017-09-30 11:44 | 探偵小説 | Comments(0)  

2017年9月30日 「縮小ニッポンの衝撃」 NHK取材班

本日、2冊目の読了本。

「縮小ニッポンの衝撃」 NHK取材班 (講談社現代新書)

NHKの番組自体はいくら素晴らしくても(事実、ドキュメンタリー番組は腐ってもNHK、まだまだ素晴らしい番組が多い)本にするととたんに底の浅さが露呈してしまう宿命の「NHK取材班」の本。

ただこの本はかなり良いと思う。

過疎地だけでなく東京すらも「縮小」していくニッポンの姿を描き、しかもそれが「連携して」起こっていることを解き明かす。

一読の価値あり。

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by maiuMY | 2017-09-30 11:37 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月30日 「この世界の片隅に(上)(中)(下)」 こうの史代

本日、1冊(群?)目の読了本。

「この世界の片隅に(上)(中)(下)」 こうの史代 (双葉社)

おいらもカミさんと一緒に遅ればせながら1ト月ほど前に「この世界の片隅に」を映画館に観に行った。

完全にノックアウトされたクチ。

それで原作マンガを図書館で借りてきて読んだのだが、映画は結構、原作に忠実だったのね。

ただ細部で違う部分もあって、その差異がまた面白かった。

それにしても原作を読むと、声優にノンを使ったのがスマッシュヒットだったことがよく理解できる。

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by maiuMY | 2017-09-30 11:31 | マンガ | Comments(0)  

2017年9月29日 「クリスマスのフロスト」 R・D・ウィングフィールド

昨日の読了本。

「クリスマスのフロスト」 R・D・ウィングフィールド (創元推理文庫)

恥ずかしながら初読です。

おいら、中編「夜明けのフロスト」を除けば、シリーズ最終作の「フロスト始末」が最初のウィングフィールドだったのです・・・・・・

まさに究極の「こんなのも読んでなかったの」シリーズですな。

読んでみた印象は、

①このデビュー長編と、最終作でほとんど同じモチーフを使っている。(ただし洗練度合いは最終作の方が遥かに上。)
②このデビュー作は、意外に端正な味わい。恐らくモジュール型と言われる警察小説といえども、シリーズのその後の作品ほど究極のモジュールになっていない(せいぜい大きな事件2+その他、であり、しかも大きな事件も結構、発生に時間差がありごちゃごちゃした印象になっていない。)

という感じで、デビュー作にしてほとんど型はできていたが、シリーズが進むにつれてプロットの複雑さは進化していった、ことがうかがわれる。

おいらはほとんどジョイス・ポーターの「ドーヴァー警部物」を思い起こした。(探偵の推理があまりなく、犯人の自白で説明するあたりなんかも)
そして2時間推理ドラマの感じもかなりする。

出色のデビュー作とは思うが、やはり最新作の方がキャラクター小説としてもミステリーとしても、純粋に面白い。

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by maiuMY | 2017-09-30 11:25 | 探偵小説 | Comments(0)  

2017年9月28日 「子ども格差の経済学」 橘木俊詔

本日、2冊目の読了本。

「子ども格差の経済学」 橘木俊詔 (東洋経済新報社)

この人の本は手堅いね。

結論はまあ経験則に沿ったものに近いので、ありきたりの分析に思えてしまうが、きちんと実証してこの結論を導き出しているところが大したもの。

おいらは好きです、この人の本。

PS.しかし久々のぶっ壊し屋の復活ですなぁ。派手すぎるわ!小沢一郎、最後の聖戦ってか?

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by maiuMY | 2017-09-28 19:21 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月28日 「現代日本の地政学」 日本再建イニシアティブ

本日、1冊目の読了本。

「現代日本の地政学」 日本再建イニシアティブ (中公新書)

まあ著者(集団)名を見れば大体の政治的位置は判る。

まえがきを読んだ段階でもう萎えはじめたが「自分の耳に心地よい話ばかりを聴いていてもしようがない」と思い直し読み続ける。

読んで良かった。

基本的には好きにはなれない人たちではあるが、第6章の現状分析なんか結構面白くて為になった。

新しいことは言っていないが、自称保守の方々がどのように日米関係を自己規定しているかが判って興味深かった。


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by maiuMY | 2017-09-28 19:19 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月25日 「石つぶて」 清武英利

本日の読了本。

「石つぶて」 清武英利 (講談社)

何の先入観もなく刑事の話とだけ知って読みはじめたので、一体どういう話なのだろうか?という感じだったが、後半に入って相当盛り上がる。

さすがに「昭和のおっさんたち」の意地を書かせると上手いぜ、清武。

優秀なのに報われない男達。(まあ清武は自分に重ねているのだろうが。確かに清武時代のジャイアンツは強かった。)

萩生田とかビンさんとかカッコ良いねェ。

中でもキャリアなのに一番カッコ良いのが樋口課長。

もうほとんど男臭い刑事ドラマの世界だね。

面白いっす!

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by maiuMY | 2017-09-25 20:50 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月24日 「スタンフォードでいちばん人気の授業」 佐藤智恵

本日、7冊目の(未)読了本。

「スタンフォードでいちばん人気の授業」 佐藤智恵 (幻冬舎)

これも3章くらいまで我慢して読んだが、断念。

くだらなすぎる。

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by maiuMY | 2017-09-24 18:13 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月24日 「本当は怖い自民党改憲草案」 伊地知紀子/新ヶ江章友編

本日、6冊目の(未)読了本。

「本当は怖い自民党改憲草案」 伊地知紀子/新ヶ江章友編 (法律文化社)

硬すぎて駄目だ、おいらの頭じゃ。

内田樹の文章は秀逸で、ここだけ読んで後は断念。

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by maiuMY | 2017-09-24 18:10 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2017年9月24日 「人間の居場所」 田原収

本日、5冊目の読了本。

「人間の居場所」 田原収 (集英社新書)

これはかなりグッとくる1冊。

今年のベスト5には入ってくる感じ。

新左翼くずれ(全共闘世代より後の世代)でトランスジェンダーのブンヤが書く「人間らしい居場所」の話だが、少しセンチメンタルな部分も多くて読者を選ぶ可能性も高いかもなぁ。

でもおいらには直球ど真ん中でした。

「四学年歳下にあたる尾崎豊の曲は甘ったるくて虫唾が走ったが」とか、子供食堂を運営する初老の女性の子どもへの接触の仕方に「正直、その距離感に背筋がゾッとした。」とかその感性に共感できる部分が多い。

AKB48なんてまったく関心の外だったが、この本読むと急に興味がわいてきた。

「おわりに」でこのまま日本が戦争に引きずり込まれた後、どうするのかまで言及されているのに、「本でここまで書いてあるのはすごい。こんなに危機感持ってるのか。」と少しぞっとする。

終章で釣りの話が救いになっている。

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by maiuMY | 2017-09-24 18:07 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)