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2013年1月31日 「バービーはなぜ殺される」 ジョン・ヴァーリィ

本日の読了本。

「バービーはなぜ殺される」 ジョン・ヴァーリィ (創元推理文庫)

ジョン・ヴァーリィは恥ずかしながら初読。

別冊「SF奇想天外」の安田均氏の紹介文で知って、その頃、未訳だったため胸をときめかしたものである。

しかるに全然、読もうとしなかった、ああ。。。。。。

確かにレベルは高いんだが、妙に懐かしいというか安心感があるな。

性的な描写などで新しい部分があっても、芯の所は50年代の香り、社会科学的なアプローチが感じられむしろ古臭く感じてしまう。

小松左京を少し思い出した。

おいらはSFは門外漢だが、どういう位置づけがされている作家なんだろうか。
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by maiuMY | 2013-01-31 20:05 | SF | Comments(0)  

2013年1月29日 「東京ジャズメモリー」 シュート・アロー

本日、2冊目の読了本。

「東京ジャズメモリー」 シュート・アロー (文芸社)

週刊文春で紹介されていきなり売れているみたいな自主製作本。

おいらのは第2刷でした。すごい。。。

かなりこなれた文章で(マイルスのライブを書いた章だけ落ちる)確かになかなかの本。

完全においらと同世代なので、懐かしい感覚がより一層強い、

あとがきで50年代の日本ジャズ界がスイングジャズブームと総括されているのは???
(マイク・モラスキーの総括なのか?)
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by maiuMY | 2013-01-29 19:09 | ジャズ | Comments(0)  

2013年1月29日 「朗読者」 ベルンハルト・シュリンク

本日、1冊目の読了本。

「朗読者」 ベルンハルト・シュリンク (新潮文庫)

「傷だらけの店長」で褒めてあったので、読んでみることに。

結構、世の中ではベストセラーになったみたい。

しかし、帯に「涙があふれて」とか「あまりの感動に」とか、ぞっとするフレーズが並び、少し厭な予感が・・・・・・

結果は、杞憂でした。

確かに素晴らしい本です。

最初から見え見えの「秘密」ですが、「あっといわせるラスト」みたいな嫌らしさもなく、むしろ好感の持てる結構です。

主人公が自分の父親を評して「ときどき、父にとってぼくたち家族はペットのようなものじゃないかという気がした。」なんて、世のオタクにはドキッとするような台詞も。

こういうのに弱いんだよなぁ。

しかも、この父親が主人公に「誇り」のことを語るシーンはジーンときます。

結局、主人公も父親と同じようなタイプの人間になるといった辺りも上手い。

帯にあるような「涙があふれたり」「あまりの感動」があるような安っぽい小説ではありませんので(そのかわり良い小説を読んだ幸せがじわじわくるタイプの小説)安心してお勧めできます。
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by maiuMY | 2013-01-29 19:01 | 探偵小説 | Comments(0)  

2013年1月28日 「いつも心にジージャンを」 みうらじゅん

本日、2冊目の読了本。

「いつも心にジージャンを」 みうらじゅん (洋泉社)

映画秘宝コレクションだが、これは著者のビッグネームにだけ頼ったしょぼい内容。

イマイチ。。。。。。
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by maiuMY | 2013-01-28 22:22 | 映画 | Comments(0)  

2013年1月28日 「SF挿絵画家の時代」 大橋博之

本日、1冊目の読了本。

「SF挿絵画家の時代」 大橋博之 (本の雑誌社)

なかなか面白い企画だとは思うが、いかんせん、著者の各画家への想いとか想い出とかがないので、単なる各画家のプロフィールの紹介だけで無味乾燥な文章になっていると思う。

中では、武部本一郎の奥様が、「デジャー・ソリスは私なの」というのは微笑ましいエピソード。

ちなみにおいらは角田純男と深井国が一番好き!
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by maiuMY | 2013-01-28 22:18 | SF | Comments(0)  

2013年1月27日 「不愉快なことには理由がある」 橘玲

本日の読了本。

「不愉快なことには理由がある」 橘玲 (集英社)

相変わらずの橘玲節満載で、なかなか面白く読めるが、どこか「為にする」議論っぽく思えてしまう。

そこが、似ているようで呉智英や武田邦彦との大きな違いである。

ノーベル平和賞をもらったムハマド・ユヌスの「貧者の銀行」のエピソードは、奨学金を無償にしようと運動している輩に教えたいものだ!
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by maiuMY | 2013-01-27 19:59 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2013年1月26日 「ソドムの映画市 あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争」 中原昌也

本日、3冊目の読了本。

「ソドムの映画市 あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争」 中原昌也 (洋泉社)

これも柳下毅一郎氏と同じく、近作の「エーガ界に捧ぐ」に比べ、初期作のこちらの方が、より作者の主張が明確で読みごたえあり。

ところどころに、芸術映画ファンだった氏の嗜好がうかがえる。
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by maiuMY | 2013-01-27 19:54 | 映画 | Comments(0)  

2013年1月26日 「夢の時間」 森田芳光

本日、2冊目の読了本。

「夢の時間」 森田芳光 (角川書店)

急逝した森田芳光監督のエッセイ集。

今となっては信じられないが、おいらも、森田芳光は「ライブ・イン・茅ヶ崎」のころから追っかけて観ていた。

「もう一つ」と思いつつも、有望な新人として全作、観続けていたのだ。

ところが、「それから」の辺りから「違うよなぁ」と思いはじめ、その後、ほとんど観なくなっていった。

結局、ぱっとしない中堅どころの映画監督というのが、森田芳光の最終的評価ではなかろうか。。。。。。

で、このエッセイ集も、詰まらないです・・・・・・
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by maiuMY | 2013-01-26 09:21 | 映画 | Comments(0)  

2013年1月26日 「ボンクラ映画魂 三角マークの男優(オトコ)たち」 杉作J太郎

本日、1冊目の読了本。

「ボンクラ映画魂 三角マークの男優(オトコ)たち」 杉作J太郎 (洋泉社)

ご存じ、映画秘宝コレクションの1冊。

企画の勝利といいましょうか、素晴らしい映画愛に満ちた本なんだが、あえて難を言えば、この人の一人突っ込みギャグが100%スベッテいること。。。。。。

一方、映画やTVの中から、ギャグ的シチュエーションを取り出すのは滅法上手く、全部、こちらで統一していたら超傑作になっていたのに、と少し残念。

高橋悦史と前田吟の章が、個人的には「実に鋭い!」と思った。

探す価値あり!
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by maiuMY | 2013-01-26 08:34 | 映画 | Comments(0)  

2013年1月25日 「エーガ界に捧ぐ 完全版」 中原昌也

本日の読了本。

「エーガ界に捧ぐ 完全版」 中原昌也 (boid)

いや~、熱いねぇ、中原昌也。

「稲垣吾郎は何故、婦人警官を轢き殺さなかったのだろうか?俺だったら絶対殺ってるね。あいつらは本当に許せない。人間じゃない。」

うひゃー、これ「SPA!」に連載してたんだよなぁ。

こんなのもある。

「何せ安倍晋三はイーストウッドのファンだと聞く。あのような好戦的な人でなしのロクでもないクソ人間は、この映画(「父親たちの星条旗」のこと)を見たのだろうか?見たのであれば、ぜひ感想を聞きたいものである。」

「やっぱり日本映画を観て特に思うのは、どちらが偉いという話じゃなくて、この作り手は映画よりマンガのほうをいっぱい観ていて、そっちのほうを信じているんだなということです。」

絶対にお勧めです!!!
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by maiuMY | 2013-01-26 06:32 | 映画 | Comments(0)