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2009年12月31日 「天来の美酒/消えちゃった」 A・E・コッパード

2009年の最終日、1冊目の読了本。

「天来の美酒/消えちゃった」 A・E・コッパード (光文社古典新訳文庫)

コッパード、まさかの古典新訳文庫からの登場。

恐怖小説というよりも、少したがの外れた普通小説の味わい・・・

おいらとしては世評の高い恐怖小説より、「天国の鐘を鳴らせ」のような少し残酷な普通小説の方が好み。

PS.これで2009年の総・読了本は、342冊。何とか、昨年実績を上回りました!!!
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by maiuMY | 2009-12-31 23:59 | SF | Comments(0)  

2009年12月31日 「黒死館殺人事件(下)」 小栗虫太郎

今年、最後の読了本!!!

「黒死館殺人事件(下)」 小栗虫太郎 (講談社文庫)

ふぅ~~。

何とか、何度も途中で挫折しているこの本を最後まで読み通すことができた!

こうしてみると、わが国のいわゆる「新本格派」がいかにこの作品の影響を「悪く」受けているかが、良く判る。

確かに、この本は永遠に古典であろうが、しかし二番手はない「古典」だ。

「虚無への供物」は、そこのところをよく理解しているのに対し、綾辻行人以下の面々は、そこのところを無邪気にも全く理解していないから、この現在の惨状が出来しているのだ・・・・・・
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by maiuMY | 2009-12-31 23:59 | 探偵小説 | Comments(0)  

2009年12月30日 「最高にいかした死体 他」 クレイグ・ライス

本日、2冊目の読了本。

「最高にいかした死体 他」 クレイグ・ライス (翻訳道楽)

今年の夏に届いていた「翻訳道楽」は、クレイグ・ライスの酔いどれ弁護士、J・J・マローン物短篇5編+おまけ。

切れ味は、おまけのオッズ・ボドキンズ物のショート・ショートが素晴らしいが、やはり、マローン物もキャラクター小説として読ませてしまう上手さがある。

まずまず、かなぁ・・・(オッズ・ボドキンズ物は5つ星です)
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by maiuMY | 2009-12-30 21:51 | 探偵小説 | Comments(0)  

2009年12月30日 「海から来たサムライⅡ」 司城志朗/矢作俊彦

本日、1冊目の読了本。

「海から来たサムライⅡ」 司城志朗/矢作俊彦 (角川文庫)

このコンビの三部作の一つで、少し落ちる「暗闇にノーサイド」を除けば、「ブロードウェイの戦車」と甲乙付けがたい傑作。

おいらの好みを言えば、むしろこの「海から来たサムライ」が一番好きだ。

随所随所に玄人好みのひねりがあり、メインプロットも実にしっかりしている。
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by maiuMY | 2009-12-30 21:42 | 探偵小説 | Comments(0)  

2009年12月28日 「涼宮ハルヒの溜息」 谷川流

本日の読了本。

「涼宮ハルヒの溜息」 谷川流 (角川スニーカー文庫)

後半に至るまでは実に退屈な学園物で、正直、「こりゃ失敗だったか」と思ったが、後半になって、日常から非日常への飛翔具合が、実にセンスオブワンダーを感じさせて素晴らしい。

それでも全体で見ると、前作に比べ落ちるかな。
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by maiuMY | 2009-12-29 06:50 | SF | Comments(0)  

2009年12月27日 「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流

本日、2冊目の読了本。

「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流 (角川スニーカー文庫)

今更ながらシリーズですな・・・

確かに「傑作!」と騒ぎたくなる気持ちは判る。

結末の「お約束」に持っていくのに、エドモンド・ハミルトンまがいのこの大風呂敷!!!

すごいわ、やっぱり。
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by maiuMY | 2009-12-27 22:16 | SF | Comments(0)  

2009年12月27日 「警官の証言」 ルーパート・ペニー

本日、1冊目の読了本。

「警官の証言」 ルーパート・ペニー (論創社)

うわ~い。
これは、海外クラシック・ミステリファンには、うれしいクリスマス・プレゼント!

さっそく読んでみる。

第一部なんか読むと、英国の本格派というのは、トリック一辺倒でなく、小説としても完成していることが多くて感心する。

さすがにこの密室トリックには脱力するが、伏線やアリバイトリックとの組み合わせの妙や二部構成の意味などが、その後の説明で浮かび上がってくると、なかなか実によく練られている作品であることが判る。

じっくり読み返さないと、すごさが判りにくい作風なので、あまり評判にならないかもなぁ・・・・・・

「甘い毒」はイマイチだった記憶があるが、おいらの読み違えの可能性もあるなぁ。
機会を見て再読してみよう。
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by maiuMY | 2009-12-27 17:39 | 探偵小説 | Comments(0)  

2009年12月25日 「ジャーナリズム崩壊」 上杉隆

本日、2冊目の読了本。

「ジャーナリズム崩壊」 上杉隆 (幻冬舎新書)

気鋭のフリージャーナリスト、上杉氏の名著。

おいらは、やっと読んだ・・・

ワシントンポストのブラッドリー編集主幹とキッシンジャーのエピソードはむちゃむちゃカッコよい!

「これが米国のジャーナリズムだ。」

何がそうなのかは、本書を読んで下さい。

PS.多島斗志之さん、ぜひ生きていて下さい・・・
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by maiuMY | 2009-12-25 22:48 | ルポ・ノンフィクション | Comments(1)  

2009年12月25日 「追われる女」 司城志朗

本日、1冊目の読了本。

「追われる女」 司城志朗 (双葉ノベルス)

「香港パラダイス」系統のコメディ・ミステリ。

あちらが、ノヴェライゼーションの弱みを持っていたのに対し、こちらはオリジナルだけあって、司城らしい丁寧な仕上がりになっている。

「MW」にも使われた小道具が出てくるのにびっくり。
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by maiuMY | 2009-12-25 22:44 | 探偵小説 | Comments(0)  

2009年12月24日 「メランコリー・ブルー」 司城志朗

本日、2冊目の読了本。

「メランコリー・ブルー」 司城志朗 (双葉ノベルス)

これは、おいらにとって司城志朗の最高傑作!

ひねった(司城ならではの)ハードボイルドを書く作者ではあるが、この連作短編集は珍しくストレートにハードボイルド。

それでも冒頭のモノローグは、カート・キャノンへのパスティーシュだし、探偵役はL・A・モースの向こうを張って71歳と、司城らしい遊び心は満載・・・

松田勇作が生きて歳取ってたら、やらせたい役柄。

「探偵料は、かつお節一本と煮干しひと袋。ほかに必要経費、心臓の薬代と医者への付け届けが、それに含まれることもある。」なんて科白、しびれる~!

辰巳四郎のカバー、挿絵も良い。

ハードボイルド・ファンなら、万難を排して手に入れる必要あり。
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by maiuMY | 2009-12-25 06:58 | 探偵小説 | Comments(0)