2018年 06月 12日 ( 2 )

 

2018年6月12日 「映画の中にある如く」 川本三郎

本日、2冊目の読了本。

「映画の中にある如く」 川本三郎 (キネマ旬報社)

川本三郎は1970年代に出てきた時は反体制的な、アメリカン・ニューシネマのイメージが強い評論家だったのだが、いつの間にか永井荷風や成瀬巳喜男のイメージが強い評論家になっていた。

ただ昔から怒りの人ではなくて、落ち着いた感じの文章を書く人だった。

そういう意味では黄昏のイメージの文筆家だったなぁ。

おいらが一番最初に好きになった映画評論家だと思う。(確か「朝日のようにさわやかに」だったと思う。)

この本も一つ一つの文章が短い恨みがあるもののかなり良い本。

ジャ・ジャンクー監督の生まれて初めて汽車を見に行く話は泣ける。

もちろんリュミエールの映画との関連もあるし、おいらは朱徳の伝記「偉大なる道」で子ども時代の朱徳が山々を見ながら「あの山の向こうはどうなっているのだろう」と想いを馳せるシーンを思い起こした。

しかしこの特別付録を見ると今でも万年筆で原稿を書いているのかなぁ。

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by maiuMY | 2018-06-12 20:42 | 映画 | Comments(0)  

2018年6月12日 「超訳『国富論』」 大村大次郎

本日、1冊目の読了本。

「超訳『国富論』」 大村大次郎 (KADOKAWA)

国税の「森永卓郎」こと大村大次郎のアダム・スミス「国富論」入門。

元・国税官だけあって、佐藤優ほどではないにしろ「勉強家だなぁ」と思っていたのだが、何と学生時代から別のペンネームで30冊以上、本を出しているそうだ。

「国富論」の内容に沿って一々、現今の政策を批判するというお約束のような作りになっていて、一部、強引に感じられるところもあるが(「森永卓郎」という要因)これはこれで面白い。

「国富論」を読んでみようかな?と思わせられるだけでも大したものだ。

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by maiuMY | 2018-06-12 20:26 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)