2018年 06月 11日 ( 1 )

 

2018年6月11日 「人口減少社会の未来学」 内田樹編

本日の読了本。

「人口減少社会の未来学」 内田樹編 (文藝春秋)

内田樹の編むこの種の本はみな素晴らしいね。

一種の書下ろしアンソロジーみたいなもんだが、このごった煮感が多様性という意味でも編者の意向に沿っているわけだろうし。

ただどうしても内容は玉石混交になりやすくはある。

隅研吾や姜尚中みたいにまったく意表を突く議論をする人もいるし、小田島隆のように入り口でいちゃもんつける人もいる。(ただこの小田島隆の「いちゃもん」は重要な問題提起で傾聴に値する)

個人的に感銘を受けたのは内田樹、藻谷浩介、平川克美。

平川克美の「共同体の運営基準は、損得ではなくルールである。ルールに従えない人間は排除され、共同体の外部へと追いやられる。そうして追いやられたひとびとが生きていける唯一の場所が市場だったのである。」なんて感心するわ。

中では、特に藻谷浩介の指摘にはびっくりした。

一方、ブレイディみかこの章は、こりゃ性質の悪いポピュリズムじゃない?


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by maiuMY | 2018-06-11 18:27 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)