2006年 02月 10日
【蔵出し盤】幻(?)の名盤紹介 第6回「ミックスド・ルーツ」 アル・フォスター
当時、私は関西方面に転勤していて、家族とともに社宅住まい。
自宅はリロケーションに出さなかったため、住居費が2倍かかって、家計は火の車状態でした。
なるべくCDも買わないようにするため、誘惑を遠ざけるべく「スイング・ジャーナル」などのジャズ月刊誌も立ち読みすらしない毎日。
ところが、ある日、図書館で3ヶ月前の「スイング・ジャーナル」を借りてきて、見たら、このCDが発売になったことを知ったのでした。
それから大阪市内の主たるCDショップを回ったのですが、限定版ということもあり、当然、残っていません。
とぼとぼと社宅のある駅に戻ってきたときに、駄目元で入った、駅前の小さなCDショップに、このCDが残っていたのです。
本当にうれしかったー!
曲が荒いのが難点ですが、最高のマイケル・ブレッカーが聴けます。マイケルで1枚、といえば、このCDを迷わず挙げます。
Sony Records【SRCS 9389】
AL・FOSTER(ds)
MIKE・BRECKER(ts)
MASABUMI・KIKUCHI(key)
BOB・MINTZER(ts)
TEO・MACERO(p)
SAM・MORRISON(ss)
&others