2007年 12月 31日
【蔵出し盤】幻の名(?)盤紹介 第159回「レッド・アップル」 板橋文夫
これは板橋文夫の異色作。
要は人選のミスマッチの面白さを狙ったのでしょうが・・・
キングレコードのパドルホイールから出されたせいか、音もつるつるの上(録音はキングのデジタルレコーディングだけあって素晴らしいです!)ギターが入っていたり梅津和時が入っていたり、とフュージョンっぽい1枚です。
板橋文夫はいつもと変わらずの演奏ですが、梅津和時の泣きのサックス(デヴィッド・サンボーンも真っ青)がすごい「ミナ」など、けっして傑作とはいえない(どちらかというと失敗作に近い)が、妙に聴きかえしたくなるLP。