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おいらとJazzと探偵小説(ミステリ)と                      You and the Jazz and the Mystery

【蔵出し盤】幻盤紹介 第139回「BOBBY・ENRIQUEZ PLAYS BOSSA NOVA」

ピアニストでは、いわゆるヴァーチュオーゾ系は好きではなく、ポツリポツリ系が好みなのですが、唯一の例外が、何を隠そう、このボビー・エンリケスです。

リッチー・コールブームに乗っかるようにバブル的に人気が出、あっという間に誰も見向きもしなくなってしまった「忘れられたピアニスト」ですが、特に全盛期のLPを聴くと、大道芸人風の装いの中に鬼気迫る凄みを感じさせる人です。

ちょっとフィニアス・ニューボーン・ジュニアに近い感覚のジャズマンで、フィニアスは駄目になってからの方(指が動かなくなった晩年)が個人的にはジーンとくるのですが、エンリケスはやはりリッチーのバンドに居た頃から数年が、鳥肌が立つほど素晴らしい!!!
(後期は後期で好きではありますが・・・)

ベースはルーファス・リード、ドラムスがビリー・ヒギンズとどちらかというと硬派系と共演しています。
(たまたま来日していたのかなぁ?)

【蔵出し盤】幻盤紹介 第139回「BOBBY・ENRIQUEZ PLAYS BOSSA NOVA」_f0060667_21363922.jpg

by maiuMY | 2006-08-30 21:46 | ジャズ | Comments(0)

ジャズと古本を愛するおいらの日々

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