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おいらとJazzと探偵小説(ミステリ)と                      You and the Jazz and the Mystery

【蔵出し盤】幻(?)の名盤紹介 第100回「MONTREUX JAZZ FES ’74」

記念すべき第100回は、大好きなギル・エヴァンスで。

これまでの紹介でお判りかどうか、私はフュージョン、ビッグバンドが比較的、好きなのです。

その意味で、ドン・エリスとギル・エヴァンスはフェイバリットです。

ギルでは「プリースティス」が一番だと思いますが、ギルの方法論の持つ根本的欠陥として、バンドのまとまりがなくなると、ぐちゃぐちゃの作品になってしまうのですが、そういった失敗作群もそれなりに愛おしい。
(ミンガスの失敗版「タウンホール」に通じるものがあります。ちなみに後期のギルの方法論は、マイルスからの影響力よりもミンガスのジャズ・ワークショップ等からの影響と考えています。両者の源にあるのはデューク・エリントンのマジック!)

この「モントルー」はぐちゃぐちゃとまずまずが交互に垣間見える微妙な作品ですが、イチゴのジャケットが印象的で、好きなLPです。

珍しくギルがアグレッシブかつブルージーなピアノソロを取っています。

【蔵出し盤】幻(?)の名盤紹介 第100回「MONTREUX JAZZ FES ’74」_f0060667_5481879.jpg

by maiuMY | 2006-06-15 05:59 | ジャズ | Comments(0)

ジャズと古本を愛するおいらの日々

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