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おいらとJazzと探偵小説(ミステリ)と                      You and the Jazz and the Mystery

【蔵出し盤】幻(?)の名盤紹介 第50回「OF HUMAN FEELINGS」 ORNETTE・COLEMAN

しばらく大好きなアーティストであるオーネット・コールマンで攻めてみたいと思います。
といっても、コールマンにはあまり珍しい作品はありません。

が、しかし、現役作品の少ないこと!
「ゴールデンサークル」などBLUE NOTEとATLANTICとCBSの作品くらいしかCDショップに置いていない。
たまに「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」が再発されるくらいか。

この作品も確か、一度、CD化されたはず。

実は私が一番好きなコールマンの作品である。

あまりにダンサブルな内容!
国内LP発売当時、SJ誌のレビューで児山紀芳氏が「ライブのこのバンドはもっとエキサイティング。このLPはその実像を伝えていない(すみません。実物がないので、記憶で書いていますから、ニュアンスも含め、まったく違うかもしれません)」として、三ツ星半の評価を付けたことを憶えている。

それでも、このバンドの「ハーモロディクス」理論とやらが、一番判りやすく透けて見えるところが、好きである。

要は、丁々発止のやり取りが、リズムセクションも含め、かなり高度な次元で行われていると、個人的に思っている。

また、このLPはジャケットも良いんだよ。
すべてのJAZZ LPの中でも、ベスト5に入る、と思う。
帯に「オフ・ヒューマン・フィーリングス」と書いてあるが、「オブ」だよなぁ・・・

【蔵出し盤】幻(?)の名盤紹介 第50回「OF HUMAN FEELINGS」 ORNETTE・COLEMAN_f0060667_1118481.jpg

by maiuMY | 2006-04-05 21:51 | ジャズ | Comments(0)

ジャズと古本を愛するおいらの日々

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