2009年 05月 10日
2009年5月10日 「殺人部隊」 ドナルド・ハミルトン
「殺人部隊」 ドナルド・ハミルトン (ハヤカワ・ミステリ文庫)
シリーズ5冊目の本作に至って、初めて若干、パワーダウンを感じた。
ヨットや海の描写は素晴らしいが、実は作者が書きたかったのはそれだけだったかも?
一見、荒唐無稽な筋立てを人物造形や細部のリアリティで、荒唐無稽さを感じさせないマジックが、この作者の真骨頂だが、この本では少し「うそ臭さ」(特に適役の造形)を感じさせてしまうのだ・・・・・・
2009年 05月 10日
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