2019年1月20日 「元年春之祭」 陸秋槎

昨日、2冊目の読了本。

「元年春之祭」 陸秋槎 (ハヤカワ・ミステリ)

これはかなり良いぞ!

素晴らしい地の文に比べ、少女たちの会話がやや現代風過ぎて引く部分もあるが、この蘊蓄の豊かさは見事と言うしかない。

まさに「黒死館」だわ。

作者自身があとがきで「人物が薄っぺらい」と言われたと書いているが、そんなことは感じなかったけどなぁ。

枷の中で生きる古代中国の女性たちに、自由の少ない現代中国人を投影させるのは間違いか?

その意味ではコーネリアス・グレイ(「女には向かない職業」)を思い起こしたぞ。

昨年読んでいたらベスト30には入れていた。

# by maiuMY | 2019-01-21 20:16 | 探偵小説 | Comments(0)  

2019年1月20日 「IQ」 ジョー・イデ

本日、1冊目の読了本。

「IQ」 ジョー・イデ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

う~ん、これはおいらはダメだ。

まさにSFでサイバーパンクが出てきた時の、文体へのとまどいに似た苦手感がある。

しかしアメリカでも「料理の鉄人」ってやってたんだなぁ。

それにしても著者近影はもう少し何とかならんかったんか?これじゃあ近所のおっさんだぞ(呆)

# by maiuMY | 2019-01-20 20:27 | 探偵小説 | Comments(0)  

2019年1月19日 「さいはての中国」 安田峰俊

昨日、3冊目の読了本。

「さいはての中国」 安田峰俊 (小学館新書)

この本は中国ルポとしてはかなり出色。

中国寄りでもなくネトウヨ寄りではもちろんない、こういうバランス感覚に富んだ本は最近少なくなった、残念ながら・・・・・・

安倍晋三がコンプレックスを持っている習近平、しかしやりたい放題だな。

この本でも「(習近平には)日本の某総理もびっくりのお友達人事が目立つ。」と書かれている。

# by maiuMY | 2019-01-20 20:22 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月19日 「ビンボーでも楽しい定年後」 森永卓郎

昨日、2冊目の読了本。

「ビンボーでも楽しい定年後」 森永卓郎 (中公新書ラクレ)

中公新書ラクレはイマイチな本が多い印象だが、この本はかなり良い。

さすが森永卓郎という感じ。

この人は難しいことも易しく書けるのが素晴らしいね。

あまり目新しい話はないかもしれないが、初心者向けにそこそこ上級者の知識を簡易に説明しているのが見事!

# by maiuMY | 2019-01-20 20:17 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月19日 「三島由紀夫と天皇」 菅孝行

昨日、1冊目の読了本。

「三島由紀夫と天皇」 菅孝行 (平凡社新書)

菅孝行って懐かしいなぁ。

昔、全共闘系の本を書いていたあの人だよね?

これは明らかに白井聡の「国体論」にインスパイアされたと思しき1冊。

「国体論」と同じ考え方を三島由紀夫の当時の作品や思想、行動に重ね合わせる。

三島の市ヶ谷での演説は自衛隊員にではなく昭和天皇に向けたものだったというのは鋭いかもね。

しかし本当に錯綜してるね。

「国益を擲ってまでアメリカに奉仕するために、憲法を変えようとする政府と親米保守勢力に対して、<護憲の天皇>は闘いを開始する。その点では、昭仁天皇と三島由紀夫の志は、売国・買弁の親米保守勢力に対する批判の姿勢を共有する」

# by maiuMY | 2019-01-20 20:13 | 文学 | Comments(0)  

2019年1月18日 「最強の体調管理」 中根一

本日、2冊目の読了本。

「最強の体調管理」 中根一 (KADOKAWA)

本当のタイトルは「世界基準のビジネスエリートが実践している最強の体調管理」である。

図書館で借りた1冊。

タイトルすべてが判っていたら絶対、借りなかったな。

それにしても嫌味なタイトル。。。。。。

まあスカスカ読める。(中身も・・・・・・)

試してみようかなぁと思うのもいくつかあるが、東洋医学ということでほとんどエビデンスはない。

まあそんなもんか?

# by maiuMY | 2019-01-18 20:46 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月18日 「オトナの保健室」 朝日新聞『女子組』取材班

本日、1冊目の読了本。

「オトナの保健室」 朝日新聞『女子組』取材班 (集英社)

しかし人生相談を最初に考え出した人は天才だね。

何のかんの言っても面白い。

この本も目新しい相談はないんだが、まあ女性がきちんとこういうことを言えるようになってきたのは進歩だなあ。

でも、本質はおいらが若いころから見事に(本当は見事じゃないんだけど)変わっていない。

若いころ斎藤茂男の「妻たちの思秋期」を読んでいたおいらが合コンで知り合った東女の女性と意気投合したのは、彼女の父親(中央官庁のエリートだった)がまさにDVだったからだ。(当時はそんな言葉もなかった)

「妻たちの思秋期」の話は本当なんだ、と戦慄した。

その要素が同じ男である自分の中にも確実に脈打っているのに気づいて怖くてしかたがなかった。

まあおいらの中にもある女性蔑視をどうなくしていくか、という話だね、結局。

# by maiuMY | 2019-01-18 20:42 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月17日 「平成を愚民の時代にした30人のバカ」 適菜収

本日、2冊目の読了本。

「平成を愚民の時代にした30人のバカ」 適菜収 (宝島社)

結局、適菜収の言っていたことが一番正しかったってことだな。

民主党の一番ダメな部分を最もひどく引き継いだのが安倍政権であり、保守はもちろん右翼ともまったく関係のない左翼っぽい新自由主義政権であったということ。

ただ安倍晋三という輩がガキっぽくけた外れにおバカなので本質が見えづらくなっているということなんだろう。

いつもの適菜節だが、本書も含め集大成的な感じの本が多くなってきた。

「要するに安倍はヒステリーのおばさんなんですよ。」

「(安倍は)犬食いなので、メンタリティーも犬なんですよ。」

「先日気づいたんですけど、安部と(母親の)洋子は髪型がまったく同じなんです。」

「(三浦瑠璃に関して)世の中には上から目線のババアに叱ってほしい男が一定の割合で存在し、その枠を確保すると大きなビジネスになる。近い将来、着物をお召しになり、髪を盛り上げ、講演で地方をドサ回りするようになるのでしょう。」

相変わらず舌鋒は鋭い!!!!!!

オススメできます。


# by maiuMY | 2019-01-17 20:45 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月18日 「本屋の新井」 新井見枝香

本日、1冊目の読了本。

「本屋の新井」 新井見枝香 (講談社)

これは地味ながらなかなかの1冊。

そこはかとない終末観を漂わせながらも、一人凛々しく生きていく女一匹!って感じ。

読む価値はある。

# by maiuMY | 2019-01-17 18:09 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)  

2019年1月16日 「日本の醜さについて」 井上章一

本日の読了本。

「日本の醜さについて」 井上章一 (幻冬舎新書)

おいらは基本的に井上章一の本は読みたいと思う。

その独特のひねくれた、そして意地悪な考え方に刺激されるからだ。

でもここまできて、やや鼻についてきたことがある。

アイデアは素晴らしいのだが、そのたった一つの着想を説明するのに何度も手を変え品を変え1冊まるまる使うのはどうもなぁ。。。。。。

この本も多分、一つの短いエッセイですべてを言い尽くすことが可能ではないのかなぁ。



# by maiuMY | 2019-01-16 20:26 | ルポ・ノンフィクション | Comments(0)