2008年 01月 12日
【蔵出し盤】幻の名盤紹介 第165回「FORCE」 MAX・ROACH/ARCHIE・SHEPP
昨日、GETしました。
隔月間ジャズ批評137号「特集 ジャケ買いコレクション」で複数の方が挙げたことで一躍、有名になった(?)2枚組LP。
確かにこのジャケットと違う日本盤を昔、見かけたことがある。
内容はいろんな方が言及するほど悪いとは思わない。
それどころか、結構良い。
但し、マックス・ローチの素晴らしさに比べ、アーチー・シェップが初期の強面風から、アーチー・「人間の証明」・シェップに変わって化けの皮が剥がれつつある時期で、まったく位負けでしょぼいのが欠点といえばいえる。(まぁ、なかなか健闘はしていますが。デュエットの相手がソニー・ロリンズとかアルバート・アイラー級だったらなぁ・・・)
この時期、既に日本では「昔の名前で出ています」風だったローチのドラムは、どっこい本当にすごいです。(2枚組みソロでも良かったかな?個人的にはバッキングの上手いドラマーが好み(シェリー・マンとかロイ・ヘインズ、アート・ブレイキーとか、スティーブ・ジョーダンなど)なのでそんなの聴きたいと思うのは、ローチとスティーブ・ガッドくらいかなぁ・・・)
フリーみたいに言われていますが、結構、保守的な内容で聴きにくくはないですよ。