2017年 04月 23日
2017年4月22日 「陸王」 池井戸潤
「陸王」 池井戸潤 (集英社)
おいら、もしかしたら乱歩賞受賞作を除いたら初めての池井戸潤。(何とこれだけの流行作家を!)
ストーリーはかなり面白い。
いわゆる「七人の侍」方式で仲間が集って何事かを成し遂げていくというエンタテインメントの王道をいくもの。
泣かせどころもツボを押さえているのだが・・・・・・
ただ惜しいことにあまりにもご都合主義だったり、文章が説明調だったり。
最近の邦画みたいに突っ込みどころ満載である。
評価は難しいが、やはり「小説」としては駄目だなぁ、こりゃ。