2017年 03月 19日
2017年3月19日 「ザ・議論!リベラルvs保守 究極対決」 井上達夫/小林よしのり
「ザ・議論!リベラルvs保守 究極対決」 井上達夫/小林よしのり (毎日新聞出版)
毎日新聞出版がこんな本出すんだ。
面白かったよ。
「究極対決」と銘打つほど対決していない恨みはあるが、特に井上達夫氏の発言が示唆に富んでいた。
ただ議論の上だけかもしれないが、井上達夫氏は厳格な感じの人で、こういうタイプの方が権力を握るのは勘弁してほしい気はする。
天皇が「奴隷的立場」にあるという議論は、まさにル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」だよなぁ。
まさに今上陛下(と美智子妃殿下)って、戦争の総括がされていないことの責任を一身に背負っている感じだもんな。
日本と皇室は「オメラス」だったのか?