2012年1月29日 「叫びと祈り」 梓崎優
本日の読了本。
「叫びと祈り」 梓崎優 (東京創元社)
一読、「こりゃストリブリングの『カリブ海の手掛かり』だ」と判る。
ただ、あちらがカリブ海だけを舞台にしているのに比べ、こちらは世界各地が舞台で、その分密度が拡散している気がする。
1作目と2作目の〇〇トリックはまったく余分。
まるで素人臭く見える欠点を作り出してしまっている。
文章も上手いのに残念。
「凍れるルーシー」が一番のお気に入り。
「叫びと祈り」 梓崎優 (東京創元社)
一読、「こりゃストリブリングの『カリブ海の手掛かり』だ」と判る。
ただ、あちらがカリブ海だけを舞台にしているのに比べ、こちらは世界各地が舞台で、その分密度が拡散している気がする。
1作目と2作目の〇〇トリックはまったく余分。
まるで素人臭く見える欠点を作り出してしまっている。
文章も上手いのに残念。
「凍れるルーシー」が一番のお気に入り。
2012年1月28日 「間接侵略に立ち向かえ!」 田母神俊雄
本日、2冊目の読了本。
「間接侵略に立ち向かえ!」 田母神俊雄 (宝島社)
う~ん、何だかなぁ。。。。。。
TVで拝見した際には、ユーモアのセンスもあり、頭の回転も早い方とお見受けしたのに、ここに書かれているのは自分に都合の良いデータだけ持ち出してきた感じが強い。
基本的に賛同できる部分も少なくないだけに残念な気持ち・・・・・・
これじゃ、十年一日の如く「護憲」や「非武装中立」を叫んでいる「バカ左翼」と何ら変わらないレベル、ひどいわ。。。。。。
「官僚」を擁護する一方で、政治家たちの対中国や対米国の弱腰を非難する。
しかし一番の元凶は外務省の「方針」にあるんじゃないの!
政治家たちの、特に「対中国」の「弱腰」は財界の意向を反映している面も多分にあると思うし。
「中選挙区制」に戻せ、という根拠もよく判らない。
自民党に勝たせようとしているだけ、役人天国を永遠に続かせようと主張しているだけにしか聞こえない。
やはりこの人も「お役人」の一人だった、と改めて気づくのであった。
極めつけは、戦前の日本は「啓蒙民主主義」だったと擁護するところ。
戦前がまったくの「暗黒時代」ではなかつたことは理解しているが、それにしても、この人、バカじゃないの・・・・・・
「間接侵略に立ち向かえ!」 田母神俊雄 (宝島社)
う~ん、何だかなぁ。。。。。。
TVで拝見した際には、ユーモアのセンスもあり、頭の回転も早い方とお見受けしたのに、ここに書かれているのは自分に都合の良いデータだけ持ち出してきた感じが強い。
基本的に賛同できる部分も少なくないだけに残念な気持ち・・・・・・
これじゃ、十年一日の如く「護憲」や「非武装中立」を叫んでいる「バカ左翼」と何ら変わらないレベル、ひどいわ。。。。。。
「官僚」を擁護する一方で、政治家たちの対中国や対米国の弱腰を非難する。
しかし一番の元凶は外務省の「方針」にあるんじゃないの!
政治家たちの、特に「対中国」の「弱腰」は財界の意向を反映している面も多分にあると思うし。
「中選挙区制」に戻せ、という根拠もよく判らない。
自民党に勝たせようとしているだけ、役人天国を永遠に続かせようと主張しているだけにしか聞こえない。
やはりこの人も「お役人」の一人だった、と改めて気づくのであった。
極めつけは、戦前の日本は「啓蒙民主主義」だったと擁護するところ。
戦前がまったくの「暗黒時代」ではなかつたことは理解しているが、それにしても、この人、バカじゃないの・・・・・・
2012年1月28日 「密室殺人ゲーム・マニアックス」 歌野晶午
本日、1冊目の読了本。
「密室殺人ゲーム・マニアックス」 歌野晶午 (講談社ノベルス)
このシリーズはおいらの大のお気に入り。
これはやはりアイデアの勝利であろう。
他の作品を構想中に浮かんだ副次ネタやコントのような小ネタ、脱力系トリックなどを活かすという作者側のメリットに加え、やはり魅力的なシリーズ構成である。
このアイデアは似たような先行事例はあるのかもしれないが、ここまで完成形にしたのは歌野晶午氏の功績。
最低でも、10作は続けてほしい。
今回はやや小ネタで勝負した感が強く、前作や第1作を読んでいる途中で、読者が思いつきやすい「解決」の一つではある。(おいらも正直、思いついた)
それでも魅力的な筋運びで、楽しめる。
「密室殺人ゲーム・マニアックス」 歌野晶午 (講談社ノベルス)
このシリーズはおいらの大のお気に入り。
これはやはりアイデアの勝利であろう。
他の作品を構想中に浮かんだ副次ネタやコントのような小ネタ、脱力系トリックなどを活かすという作者側のメリットに加え、やはり魅力的なシリーズ構成である。
このアイデアは似たような先行事例はあるのかもしれないが、ここまで完成形にしたのは歌野晶午氏の功績。
最低でも、10作は続けてほしい。
今回はやや小ネタで勝負した感が強く、前作や第1作を読んでいる途中で、読者が思いつきやすい「解決」の一つではある。(おいらも正直、思いついた)
それでも魅力的な筋運びで、楽しめる。
2012年1月27日 「情痴小説の研究」 北上次郎
昨日の読了本。
「情痴小説の研究」 北上次郎 (ちくま文庫)
いかにも北上次郎らしい1冊。
「情痴小説」の主人公の行動をほとんど貶しつつも、氏自身が気に入っている作品と、そうでない作品があるのが面白く、またそのことがはっきり書いてなくて読者が推理する愉しみ、がこの作品の眼目ではないだろうか?
古本屋で180円。
「情痴小説の研究」 北上次郎 (ちくま文庫)
いかにも北上次郎らしい1冊。
「情痴小説」の主人公の行動をほとんど貶しつつも、氏自身が気に入っている作品と、そうでない作品があるのが面白く、またそのことがはっきり書いてなくて読者が推理する愉しみ、がこの作品の眼目ではないだろうか?
古本屋で180円。
2012年1月24日 「夜の仮面」 三好徹
本日の読了本。
「夜の仮面」 三好徹 (徳間文庫)
これは三好徹にしては低調な1冊。
ご都合主義の筋立てに荒れた文章、陳腐な題材。
最後の「ブンヤ魂」の意地みたいなものだけが読ませるが、それにしても冴えない本だなぁ。。。。。。
「夜の仮面」 三好徹 (徳間文庫)
これは三好徹にしては低調な1冊。
ご都合主義の筋立てに荒れた文章、陳腐な題材。
最後の「ブンヤ魂」の意地みたいなものだけが読ませるが、それにしても冴えない本だなぁ。。。。。。
2012年1月22日 「私家版」 ジャン=ジャック・フィシュテル
本日、3冊目の読了本。
「私家版」 ジャン=ジャック・フィシュテル (創元推理文庫)
こりゃ意外に掘出物。
別に新しいトリックがあるわけでもどんでん返しがあるわけでもないが、コンプレックスにまみれた男の復讐譚をじっくり描いて見事。
フレンチミステリ独特の味があるため、合わない読者にはまったく合わないんだろうが、レベルの高い作品であることは事実。
「私家版」 ジャン=ジャック・フィシュテル (創元推理文庫)
こりゃ意外に掘出物。
別に新しいトリックがあるわけでもどんでん返しがあるわけでもないが、コンプレックスにまみれた男の復讐譚をじっくり描いて見事。
フレンチミステリ独特の味があるため、合わない読者にはまったく合わないんだろうが、レベルの高い作品であることは事実。
2012年1月22日 「どうで死ぬ身の一踊り」 西村賢太
本日、2冊目の読了本。
「どうで死ぬ身の一踊り」 西村賢太 (講談社)
西村賢太の処女短編集。
こうやって読むと2、3年の間に、この人の文章はかなり荒れてきているなぁ。。。。。。
藤澤清三の墓標を持ってきちゃうくだりは、どう考えても最初からそのつもりだったと思うぞ。(おいらも古本者の端くれとして絶対そう思う)
その辺りをとりつくろうことなく描くべきじゃないの、私小説作家なら・・・・・・
「どうで死ぬ身の一踊り」 西村賢太 (講談社)
西村賢太の処女短編集。
こうやって読むと2、3年の間に、この人の文章はかなり荒れてきているなぁ。。。。。。
藤澤清三の墓標を持ってきちゃうくだりは、どう考えても最初からそのつもりだったと思うぞ。(おいらも古本者の端くれとして絶対そう思う)
その辺りをとりつくろうことなく描くべきじゃないの、私小説作家なら・・・・・・
2012年1月22日 「SFパノラマ館」 野田昌宏
本日、1冊目の読了本。
「SFパノラマ館」 野田昌宏 (北冬書房)
山田宏一の文章が映画への愛に満ち満ちている最大のものの一つであるなら、SFに対するそれはこの野田昌宏のものであろう。
特にこの本の「古本への異常な愛情」から、雑誌「奇想天外」に連載された名エッセイ「いとしい紙屑たち」の4編はその白眉である。
どこかで読める文章が多いが、やはり大判のこの本で読みたい!
「SFパノラマ館」 野田昌宏 (北冬書房)
山田宏一の文章が映画への愛に満ち満ちている最大のものの一つであるなら、SFに対するそれはこの野田昌宏のものであろう。
特にこの本の「古本への異常な愛情」から、雑誌「奇想天外」に連載された名エッセイ「いとしい紙屑たち」の4編はその白眉である。
どこかで読める文章が多いが、やはり大判のこの本で読みたい!
2012年1月21日 「寒灯」 西村賢太
本日、3冊目の読了本。
「寒灯」 西村賢太 (新潮社)
相変わらずの駄目男振りではあるが、この人の本を読むとどうしても森雅裕のことを思い浮かべて比べてしまう。
西村賢太の方は、現実をある程度、脚色し、本人自身も冷静に自分を見つめていて、「所詮フィクションだ」という安心感が読者にあるが、森氏の方は、私小説でないにも拘らず「マジでヤバイ」という感じを受けてしまう。
西村賢太の小説はエンタテインメントとして面白い。
おいらはもう完全に熱狂的な「秋恵」ファンである!!!
「寒灯」 西村賢太 (新潮社)
相変わらずの駄目男振りではあるが、この人の本を読むとどうしても森雅裕のことを思い浮かべて比べてしまう。
西村賢太の方は、現実をある程度、脚色し、本人自身も冷静に自分を見つめていて、「所詮フィクションだ」という安心感が読者にあるが、森氏の方は、私小説でないにも拘らず「マジでヤバイ」という感じを受けてしまう。
西村賢太の小説はエンタテインメントとして面白い。
おいらはもう完全に熱狂的な「秋恵」ファンである!!!
2012年1月21日 「『タワレコ女子ジャズ部』のお料理レシピみたいな音楽案内」
本日、2冊目の読了本。
「『タワレコ女子ジャズ部』のお料理レシピみたいな音楽案内」 (駒草出版)
何だ、こりゃ。。。。。。
中身が何にもないわい、下らん本・・・・・・
「『タワレコ女子ジャズ部』のお料理レシピみたいな音楽案内」 (駒草出版)
何だ、こりゃ。。。。。。
中身が何にもないわい、下らん本・・・・・・
< 前のページ
次のページ >

